在校生に向けて新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

いよいよ明日からスクーリングが始まります。本年も皆さんと共に過ごせることを大変嬉しく思います。2024年は辰年、昇竜のごとく力強く前進する一年となることを願ってやみません。

しかし、新年早々、令和6年能登半島地震と羽田空港での航空機同士の衝突事故という、決して良い幕開けとは言えない出来事に直面しました。犠牲者の方々には心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災地全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。

これらの災害や事故は、私たちに多くのことを考えさせられました。

能登半島地震では、耐え難い状況に遭遇した際、苦しい時にこそ互いに助け合い、困難を共に乗り越える力の重要性を再認識させてくれました。航空機衝突事故では、CA(キャビンアテンダント)の的確な判断が多くの命を救い、その行動は私たちに知恵と勇気の大切さを教えてくれました。

生徒の皆さんには、今後どんな困難に直面しようとも、それを乗り越え、成長する力を持っていると信じています。重要なことは、どのような状況に置かれても、その中で自分に何ができるかを考え、工夫し、勇気を持って挑戦することです。

この一年が、皆さんにとって実り多い年になるよう、私たち教職員も全力を尽くす所存です。共に学び、共に成長し、素晴らしい一年を作り上げましょう。

英風高等学校
校長 西口英和